韓国の激安航空社、国際線就航へ

韓国政府が格安航空社による国際線の就航基準を大幅に緩和する方針であることから、大韓航空が出資しているエアコリアが、来年中に国際線への就航が可能となる見通しとなった。

22日に国土海洋部航空鉄道局が明らかにしたところによると、最近国務総理室傘下の規制改革委員会が、「新規の航空運送事業者は、国内線で2年以上かつ2万回以上の飛行で死亡事故を出さなければ、国際線の免許を受けることができる」という規制について、検討を加えるよう指示した。国土海洋部の関係者は、「国際線への就航規制を大幅に緩和する方向で検討を進めている」と述べた。

実際に規制が緩和されれば、今年7月から運航を開始する予定のエアコリアは、少なくとも来年7月には1年が過ぎ、国際線への就航が可能となる見込みだ。またアシアナ航空が出資する格安航空社の釜山エア、漢城航空、嶺南エアも早期に国際線への就航が可能となる。現在は大韓航空とアシアナ航空だけが国際線を運航しており、済州航空が今年7月からの国際線就航を目指している。

求人・就職