中国の購買力、日本を抜く

世界銀行が2006年の物価を基準に各国の国民総所得(GNI)を算出したところ、中国の購買力が日本を上回り、世界2位に浮上したことが分かった。1位は米国で、3位以下は日本、インド、ドイツが続いた。12日付英フィナンシャル・タイムズが伝えた。

中国は物価が比較的安いため、同じ金額で多くの商品を買うことができ、他国より購買力が大きいと集計された。韓国は15位だった。

世界銀行は「開発途上国の購買力が急激に伸びており、購買力平価でみると開発途上国の経済規模は単純に為替レートで計算した場合に比べ2.2倍大きい」と分析した。

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