本会議所の顧問であり京都韓商名誉会長でもある兪昌根顧問(京栄水道㈱会長、加藤栄次郎)が、日本国の平成22 年春の叙勲で瑞宝単光章を受章されたことを受け10 月11 日、京都全日空ホテルで受章祝賀会が開かれた。
兪昌根顧問は、京都市内で1962 年から水道設備業を約半世紀近く経営する傍ら、業界の発展と技術者・人材育成のために永きにわたり参与され、現在でも京都府管工事工業共同組合理事長、(社)京都市公認水道協会会長、そして1956 年に管工事業界で初めて職業訓練校として設立され半世紀以上の歴史を持つ京都府建築設備高等技術専門学校の校長などの要職に就かれている。これ迄も厚生労働大臣表彰、京都府知事表彰等を受賞しており、今回の叙勲は永きにわたり業界の発展と職業訓練振興に寄与した功績により受章された。
受章祝賀会の発起人には、津田彰眞京都府管工事工業共同組合副理事長(発起人代表)、三露俊廣京都市公認水道協会専務理事、兪奉植近畿産業信組会長(本会常任顧問)、そして友人代表として黄永珠本会副会長(京都韓商副会長)が務めた。祝賀会当日は行政・業界関係者・親族など約300 名が出席して盛大に開催された。祝賀会では、津田彰眞発起人代表挨拶に続き、福山哲郎内閣官房副長官(秘書代理)、二之湯智参議院議員、呉榮煥駐大阪韓国総領事、西村京三京都市上下水道局長、大澤規郎全国管工事共同組合連合会長、兪台植近畿産業信組副会長から氏の功績を讃える祝辞が述べられた。その後、記念品及び親族から花束贈呈に続き兪昌根顧問が挨拶を行ない「この度の受章は技術者・後継者の養成と社会的向上、さらには業界の発展を目指した結果であり、まさに私たちの業界が賜ったものであります」「今後も先人達が心血を注ぎ築かれてきた業界の歴史と伝統を受け継ぎ人力を尽くすものであります」と謝辞を述べた。続いて村井信夫京都土木協会会長から乾杯の音頭があり歓談に入り和気あいあいとした雰囲気の中、兪昌根顧問の栄誉を全体で祝った。最後に友人代表として黄永珠副会長が中締め挨拶を行ない祝賀会を終えた。
【写真】受勲祝賀会で兪昌根顧問夫妻に祝辞を述べる呉榮煥駐大阪韓国総領事(左)