現代韓国研究センター設立


去る6 月5 日、東京大学内に「現代韓国研究センター」が設立された。
この研究センターは、本会議所の任晟準諮問委員が当時、韓国国際交流財団の理事長職在任時に5年間で100 万ドル(約9 千万円)支援を決定するなど全面的バックアップを受けて設立に至ったもので、センター長には姜尚中東京大学教授が就任した。研究センターはダイナミックに変化する韓国の政治・情報・文化・社会などを研究し、その学術成果を世界に向けて発信する国際的拠点として東京大学に設立された。日本の大学において現代韓国の研究センターは、九州大学、慶應義塾大学に次いで3 番目になる。設立式には、権哲賢駐日韓日大使、松野頼久官房副長官、李御寧韓国中央日報顧問、金成燁韓国国際交流財団理事長代行等が参席した。本会議所も正式招待を受け崔鐘太会長、任晟準諮問委員(韓国外国語大学教授)、金光一東京韓商会長、金淳次副会長、黄鍾吉常務理事等が参加した。設立式で姜尚中センター長は「韓日関係を更に深め、今後の東アジアに役立つ人材輩出と同地域の知的交流・共同体に寄与したい」と抱負を述べた。同センターは今後「東アジア共同体と日韓パートナーシップ」「現代韓国文化のアジア的還流」等の研究を進める予定。

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