昨年10 月から韓商近畿地区協議会が共催し本会議所が特別後援を行い開催してきた第3 期「東アジア経営塾」( 略称:SEA@BIZ) が去る3 月26 日、修了した。このSEA@BIZ では、近畿圏内に居住するコリアン・日本人・中国人など東アジアに出自を持つ若手商工人・起業志向者・学生などを対象に『商即人〜商売とは利益を残すことではなく人を残すことである〜』を理念に、グローバル時代におけるビジネスネットワ-ク構築及びビジネスマッチング支援、また経営マーケティング理論及び経営哲学などを学びあってきた。このSEA@BIZ は第1 期から第3 期までで延べ123 名が受講した。第3 期の後援には駐大阪韓国総領事館、駐神戸韓国総領事館、大阪府、大阪市、兵庫県、神戸市、京都府などの公館・行政機関をはじめ大阪商議所、神戸商議所、京都商議所、在日インド商業会議所、韓国貿易センター大阪、兵庫県並びに京都府日韓親善協会、大阪並びに神戸華僑総会など多数の諸団体から支援を受けて推進した。第3 期委員長には高英寛大阪韓商副会長、副委員長に辛輝浩兵庫韓商副会長、李基吾京都韓商副会長、委員には西村順二甲南大経営学部教授、高龍秀同経済学部教授、崔相鐵流通科学大商学部教授、高龍弘社会保険労務士、金成男行政書士が参与し、計6 回にわたって充実したプログラムで開催してきた。
3 月26 日の修了式には、呉榮煥駐大阪総領事、木下鐘三近畿産業信組理事などの来賓と韓商近畿地協から金友三大阪会長、宋玉植兵庫会長など委員・塾生含め全体で70 名が参加した。第一部の修了式では、高英寛委員長、金友三近協会長の主催・共催挨拶に続き呉榮煥総領事から来賓祝辞を頂いた後、「大不況脱出を模索する世界経済〜ピンチの中でビジネスチャンスを探る」と題したクロージングセミナーを高龍秀委員が行い学びあった。続いて第3 期の経過報告の後、第3 期に6 割以上出席した28 名の塾生に修了証を授与、また第1 期〜第3 期までの総合履修者6 名に卒業証書を授与した。第二部・懇親会では各々が交流を深めるとともに、塾生及び委員からの挨拶を全体で共有した。今後も近畿地協では、若手商工人ベンチャー等の育成支援並びに経営スキルアップ事業等を行なっていく予定。
写真:34名が修了した第3期東アジア経営塾