在日韓国同胞墓地(仮称)事業


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本会議所では去る1 月27 日開催した第48 期第3 回理事会で「在日韓国同胞墓地」(仮称)事業を推進することを満場一致で決議した。同事業は、京阪奈墓地公園(大阪府枚方市穂谷)内に、在日同胞専用区画(810 区画、1234 聖地)を確保し在日同胞のためのメモリアルパーク(共同墓地)を設けようという事業。同事業には駐大阪総領事館、駐神戸総領事館、民団中央本部、婦人会中央本部、軍人会中央本部、近畿産業信用組合、SBJ銀行が後援協力している。2 月8 日に開催された現地視察説明会には、孫鍾基駐大阪領事をはじめ民団から金漢翊大阪団長、車得龍兵庫団長、王清一京都本部団長、趙政夫奈良団長などが婦人会からは李愛子中央本部監査、劉代永同国際部長、李敏子同厚生部長、金彩玉兵庫会長など、韓商からも崔鐘太会長、宋玉植兵庫会長、朴忠弘副会長など多数が参加した。
現地視察後、大阪韓国会館で会議が開かれ「在日同胞にとって極めて意義ある事業」で「墓地の位置から近畿レベル民団・婦人会・韓商などが力を併せて推進しよう」との認識で一致し、同事業を本会議所と近畿地区の民団・婦人会との協同事業として推進することが満場一致で承認された。
3 月4 日には、本会議所役員はじめ近畿地区の民団・韓商・婦人会役員など25 名が参加して「第1回合同会議」を大阪韓国人会館で開催した。合同会議では仮称となっている同胞墓地の正式称と愛称を公募すること、同胞墓地内に在日同胞無縁仏の慰霊塔を建立することを満場一致で決議した。また聖地・墓石の購入については民族金融機関との提携に関して協議していくこととした。さらに今後、各団体レベルでの事業イメージの共有、幅広い広報活動の展開などでも合意、詳細は実務レベルで調整するなど、日本で唯一となる在日同胞のためのメモリアルパークが歩み出した。

写真:「在日同胞無縁仏慰霊塔」(仮称)予定地の視察

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