韓国主要経済団体の大韓商工会議所、全国経済人連合会、韓国貿易協会、中小企業中央会が主催する第36 回「商工の日」記念式典(知識
経済部後援)が3 月18 日、COEXで国内外経済人1000 人余りが参加して盛大に開催された。本会議所からも約100 名が参加した。孫京植大韓商議会長は記念辞で「現在の経済危機を乗り越えるため、企業は創意と革新を通じて競争力を高め起業家精神を発揮して新しい事業機会を作ると同時に、未来を見据えた投資を拡大し、雇用維持と新規雇用機会を作る努力を続けなければならない」と強調した。さらに「政府はより積極的な景気浮揚策を通じて内需を拡大し新しい成長動力を発掘・育成する一方、起業しやすい環境造成のために制度改善して頂き
たい」と述べた。続いて李允鎬知識経済部長官が祝辞で「企業が希望と自信を持ち起業家精神に基づいて厳しい経済環境を新しい跳躍の機会に活用すること」とし「政府は輸出保険と輸出信用保証を大幅に拡大して各国の内需振興策と市場環境によって精巧なオーダーメード型輸出戦略を広げる」と述べた。
有功者褒賞では、㈱大韓航空の李鍾熙代表と国内最大の都市ガス企業である㈱三千里の李萬得会長が金塔産業勲章を受章した。㈱大韓航空は4年連続国際航空貨物輸送分野で世界1位を占め、主要貿易国である中国との路線を大幅に拡大、両国間の人的・物的交流を活性した功
労が評価された。また㈱三千里は、1991 年インドネシアで有煉炭鉱を開発して、年間2,200万トンを生産する世界5 位規模のグローバル炭鉱に成長させた功績が評価された。また在日商工人からも崔相英東京韓商副会長(ヤングスチール㈱代表)が大統領表彰を受賞した。式典後は同会場にて「受賞者及び在外商工人招請午餐会」が開かれ、李允鎬長官、孫京植大韓商議会長はじめ政府関係者、各受賞者、在外商工人など約200 名が参加し親睦を深めた。