第6回世界韓商大会成功的に開催ー歴代最高大会の評価ー


10月31日から11月2日まで、韓国の釜山で開かれた、第6回世界韓商大会が「歴代最高大会」という評価とともに、3日間のすべての日程を終えた。 釜山BEXCOで開かれた今大会は、1世代韓人経済人たちの後を継ぐ次世代の若手商工人の活躍を予告する一方、歴代最高のビジネス成果をおさめ、韓商大会が世界各地で活動する韓人経済人の確かなビジネスの場としての役割を果たしていると評価された。

韓商大会が開催地に莫大な経済効果をもたらすことで、各自治体の熾烈な誘致戦まで触発させるほど「実利ある大会」として評価されるきっかけとなった。また、今大会は在日韓国商工会議所の崔鐘太会長が大会長をつとめ、歴代大会に比べて多くの若手商工人が参加し、活発なビジネス活動を行なったことで注目を集めた。

崔鐘太大会長は “今大会のもう一つの目的は、1千万在外同胞をリードしていく次世代の同胞育成だった”とし “1世代の韓人商工人が今まで舞台を作るために努力したなら、これからは次世代の韓人商工人がリードして行かなければならないし、今大会でその可能性を確認することができた”と明らかにした。

今大会は、歴代最大の規模で行なわれるという点で、開幕の前から注目を集めた。在外同胞財団によれば、今大会の公式参加人数は 37ヶ国の3,000人規模と集計され、歴代最高を記録した。世界の韓商とビジネスを希望する釜山地域の30余の企業など国内企業が大挙参加した企業展示会規模も、歴代最多で前大会より60個も増えた418個のブースが設置された。ビジネス実績も歴代最高額である 3億6千万ドル以上の商談があり、実契約も4千万ドルを超えるという。在外同胞財団側は大会が終わっても個別にビジネスが進行されるため商談実績は4億ドルに迫ると予測し、実契約額もより増えると期待した。

今大会では、在外同胞財団と韓国貿易協会との業務協約を皮切りに大韓商工会議所―中南米韓商連合会、中南米―東南アジア韓商連合会、ブラジル韓人商議―公州大学、中南米韓商連合会―忠南道、LA.・インドネシア韓人商議―釜山商工会議所、在外同胞財団―釜山市の業務協約など世界の韓商との持続的な交流のためのビジネス交流が活発に展開された。

韓商大会広報代行社の金 副社長は “今大会では韓商の価値を活用しようとする業務協約が、過去のどの大会よりもたくさん推進された。これは韓商大会が1回のイベント的な行事ではなく世界の韓商と韓国内の経済人との持続的な人的・.物的交流チャンネルにより拡大・発展していることを意味する”と述べた。

去年の5回大会に引き続き、2年連続で大会を開催した釜山市は、大会開催による莫大な経済效果を得た。釜山発展研究院は当初340億ウォンに近い経済效果を予想したが、釜山市と釜山商工会議所は数字で表せない莫大な直接・間接的な経済效果をおさめたと評価した。

釜山商工会議所関係者は “2年連続開催をきっかけに、世界の韓商との交流を深めた韓国企業が続々と成果を上げていくと予測される”とし “今大会期間中に設立された「世界韓商ビジネスセンター」が本格的に稼動されれば、大会開催效果が倍加されるだろう”と期待した。

大会開幕前、親善ゴルフ大会など世界の韓商との人的ネットワーク形成に総力を傾けた釜山商工会議所は、今大会の最大の成果は韓商ビジネスセンターの開所、在外同胞交流・支援のための業務協約締結など持続的な交流の基盤の確立したことだと評価した。

昨年の5回大会開催以降、9つの海外韓人経済人団体と姉妹提携を結んだ釜山商工会議所は、今大会でインドネシア、米洲の韓人経済団体と姉妹提携を結び、今後の釜山地域投資誘致はもちろん釜山地域企業の海外進出支援に積極的に取り組む方針だ。

在外同胞財団の関係者は “次期開催地選定をおいて済州と光州が競争したが、最終的には済州が選定され、2009年開催地の選定と関連し、既に水面下の競争が繰り広げられ、仁川が有力な開催候補地としてあげられている”とし “韓商大会の活用価値に対する各自治体の新しい評価と開催地選定をめぐる競争も釜山大会の成功から始まったこと”と明らかにした。

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