(ソウル=連合ニュース) 来る 31日から 11月 2日まで釜山BEXCOで開かれる第6回世界韓商大会大会長を引き受けた 崔鐘太 在日韓国商工会議所 会長.
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“3,4世同胞企業人の参加を増やし、行事もより若く世代交代すべき”
(ソウル=連合ニュース) 王 ギルファン記者
“韓商大会は今年で 6回目を迎えている. 今まで同胞 1,2世企業人たちが韓商大会に参加してきたが、これからは同胞 3,4世企業人たちが大挙参加するように誘導しなければならない”
31日から11月2日まで釜山BEXCOで開かれる第6回世界韓商大会大会長を引き受けた崔鐘太(56) 在日韓国商工会議所会長は、24日連合ニュースとのインタビューで “もう韓商大会は若くならなければならない”と強調した.
2005年から在日韓国企業人1万名が会員である在日韓国商工会議所の会長を引き受けている崔会長は “今年日本地域では 200余名が参加するが、この中 50余人が 3,4世企業人”と言いながら “彼らが釜山で全世界の同胞企業人と情報を共有し、ネットワークを構築できる良いきっかけになることを願う”と述べた。
彼はリーディング CEO 運営会議と各種セミナーなどを通じて 3つの提案をする予定だ. まず、30余名のリーディング CEOには毎年 1人当り 1万ドルずつ基金を積立、故国の経済に貢献するファンドを造成しようと提案する計画だ.
崔会長は “この基金は世界経済を研究する調査研究, 国内中小企業振興と韓商大会の若い企業人グループ養成などに使われる”と言いながら “基金運用と管理は在外同胞財団と リーディングCEO 運営委員会が担当すればいい”と説明した.
二つ目の提案は、韓商大会の国外開催だ. 彼は “中国華商たちの集まりである華商大会が、一度も中国本土で開かれなかったということは、示唆するところが大きい”とし “韓商大会も与件が成熟してきただけに、中国や日本などアジア地域を始まりに米洲, ヨーロッパ等で開催すべき時が来た”と主張した.
三つ目は一番敏感な事案だ. 世界海外韓人貿易協会(World-OKTA)と世界韓商大会を一つに統合して効率的に運営することだ. World-OKTAは 25日からオーストラリアのシドニーで、300余名の韓人貿易人たちが集まり大会を開く.
崔会長は “誰が先に始めたとか, 主幹者が誰かとかは関係なく同胞韓商の力量を集めるためには、必ず一つにならなければならない”としながら “お互いに立場の差があるが、現在在外同胞財団が主催する韓商大会へ統合されなければならないと思う”と見解を打ち明けた.
彼はまた “政府が参加し、これを調整することが望ましい”とし “まずは 10月5日、世界韓人の日前後に設定する「韓人週間」に、二つの大会を同時にソウルで開く方法がある”と提案した.
韓商大会が主に形だけを重視しながら進行されているという一部の指摘と関連し、崔会長は “1年前から開催場所と日付を決めておいて、先にオンライン上で活発な交流を進行させた上で、大会期間中に直接会って実質的なビジネスができるように誘導しなければならない”と述べた.
日本の神戸で運輸業と不動産業などを営む崔会長は、去る1月に他界した在日民団最初の女性副団長である権炳佑女史の長男だ.彼のお母さんは民団中央婦人会を導きながら 「一日10円集め運動」を広げ1988年のソウルオリンピックの時、韓国政府に移動トイレ370個を寄贈したし、外為危機に陥った1998年には 「母国を生かす通帳所有汎国民運動本部」を発足させ、3ヶ月で500億ウォンを集め、その収益金 5千万ウォンを失職者の子女に奨学金として渡した.
1988年韓国青年会議所(JC) 中央会の副会長を歴任した崔会長は “現在在日同胞企業人たちの経済状況が非常に厳しい”と述べた後 “これを乗り越えるためには、在日韓国人が主導する銀行やファイナンスを作らなければならない”と主張した.
彼は “1980年代に日本に移住した、いわゆる「ニューカマー」であろうが、総連同胞であろうが、誰にでも心を開いて包容する用意ができている. どうして同胞同士で差別し、争わなければならないのか. 今はそんな時代ではない”としながら、開かれた心を強調した.