在日韓国商工会議所、大韓商工会議所と協力議定書を締結


在日韓国商工会議所と大韓商工会議所は10月20日、ソウル市内のロッテホテルで「協力議定書」を締結した。

この日の締結式には、韓商連から崔鐘太会長、朴栄吉、宋寅模、金保雄、鄭正樹の各副会長、各理事、事務局員の11人が、また大韓商議からは孫京植会長、金相烈副会長、国際協力チーム員の5人が参席した。

崔鐘太韓商連会長と孫京植大韓商議会長は、テーブルの上に用意された日本語とハングルの「協力議定書」にそれぞれ署名、固い握手を交わしながら同議定書を交換し合った。

在日韓国商工会議所が創設されてからこの44年間、「商工の日」への参加や会館商議への表敬訪問は行われて来たが、「協力協定書」を締結したのはこれが始めて。

両会議所は今後、この「協力協定書」にのっとり、相互の交流と理解増進、業務の協力を強化する一方、韓日両国の貿易振興と経済協力に関する情報交換、両国に進出した各企業に対する支援、研究などでも相互協力を推進していくことになった。

調印式に先立ってレセプションが行われ、韓商連の役員らは孫京植大韓商議会長とそれぞれ名刺交換するともに、北朝鮮の核実験が引き起こした問題点や韓国政府の対応策、国民の反応などに関して幅広く意見を交換し合った。

締結式後は、同ホテルで孫京植大韓商議会長主催の晩餐会に臨んだ。晩餐会で両会議所は、韓国経済の現状と展望、韓国経済のブレーキなっているウォン高問題と関連、政府の対応策などについて意見を交換した。

なお、孫京植大韓商議会長は、崔鐘太韓商連会長の来年4月の総会招請に快く応じた。

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