5月27日、兵庫韓国商工会議所(車得龍会長)は、神戸市内のエスタシオン・デ・神戸にて「第41期定期総会」を開催した。
車会長は、「昨年、創立40周年の節目を終え”21世紀における兵庫韓商づくり”をスローガンに新たな出発を行った。今期は納税業務の強化や、法律・税務・経営問題などの”無料相談窓口”の継続開催。また、制度融資・助成金・経営改善アドバイス等を掲載した”兵庫韓商ニュース”の継続発行や”韓商経営塾”の運営、昨年11月には”兵庫韓商40年の歩み”を発刊し戦後の同胞商工人並びに、当会議所の軌跡を記すことができました。」とあいさつ。
激励に駆けつけた崔鐘太・韓商連会長はあいさつの中、「兵庫で生まれ、このように育てていただいた皆様に先ず感謝します。商工人が韓商に入ったことで、自分の事業が良くならなければ意味がないので、会員皆様のために最善を尽くします。」と述べた。
この日の来賓には、金永喆・韓国総領事館神戸所長、崔鐘太・韓商連会長、白永煕・民団本部団長、金彩玉・婦人会本部会長、砂野耕一・兵庫日韓協会長、兪奉植・近畿産業信組会長らが参加。また、地方韓商からは金友三・大阪会長、兪昌根・京都会長、金海圭・奈良会長、李光守・滋賀副会長らが出席し総勢約130名を集めての総会となった。
議案審議に入り、第1号議案「2004年度事業報告書承認の件」、第2号議案「2004年度収支決算書承認の件」、第3号議案「2005年度事業計画案承認の件」、第4号議案「2005年度予算案承認の件」を満場一致で承認。
第5号議案の役員改選を前に、一期三年間の任期を満了した車得龍会長・執行部が総辞職。権炳佑・常任顧問、金彩玉・婦人会兵庫本部会長、金節子・同尼崎会長が前執行部役員に対しこれまで苦労を労い花束を贈呈した。
次期会長の選出では、車得龍・前会長の再任を求める意見が出され満場一致で承認された。続いて、原田兼嗣・前副会長、金敏夫・前監事を監事に選任し、これも満場一致で承認。
また、その他の役員人事に関しては、会長一任となった。車得龍会長は再任のあいさつで、「徹底して会員企業の目線に立ち、全国韓商組織との連携を緊密にしながら、会員に役立つ会議所づくりを全力で推進する」と力強く述べた。
金友三・大阪韓商会長の祝辞で始まった懇親会では、和気あいあいとした雰囲気の中、参加者は一様においしい料理に舌鼓を打った。