在外同胞財団理事長と懇談

在日経済の発展、国内外韓商ネットワーク推進

去る7月26 日、本会議所役員と在外同胞財団役員による意見交換会を行った。

在外同胞財団、本会議所役員など約25 名がオンライン意見交換会を行った。

この意見交換会は、金星坤在外同胞財団理事長の呼びかけにより行われたもので、昨年から続くコロナ禍により、同胞財団幹部と海外コリアン系商工人・団体とのビジネス交流事業が減少する中、オンライン上で顔を合わせ、意見交換と交流を深める趣旨で開かれた。

在外同胞財団からは金星坤理事長と鄭光一事業理事、張正煥日本駐在官等が参加、本会議所からは趙成允会長、朴義淳名誉会長、金淳次東京会長、金芳秀京都会長、李東旭愛知会長、李徳秀奈良会長、金基成広島会長、金龍美宮城会長など15 名が参加した。

意見交換会は、通訳を介して約1時間半に渡り行われ、新型コロナウイルス感染症によって影響を受けている在日同胞の経済状況をはじめ、韓日のコロナ感染状況や各種経済対策に関して、また日本社会におけるへイトスピーチ問題、さらに昨年米国の全米図書賞にノミネートされた書籍『パチンコ』(ミン・ジンリー著)の話に至るまで多岐にわたって意見
を重ねた。

出席者からは韓日間の人的往来に関する質問もあり、特に本年10 月に韓国の大田広域市で開催される第19 回「世界韓商大会」への参加に関して、韓国入国時の隔離措置免除の対象等について、在外同胞財団担当者へ意見を求める場面もみられた。

金星坤理事長は、今後も意見交換会を定期的に開催したいと述べた。

また本会議所としても、コロナ状況を勘案しつつ、今後は姉妹結縁関係にある大韓商工会議所、米州韓人商工人総連合会、中国韓国商会などの海外コリアン系商工団体とのオンライン交流やビジネス商談会等を推進していく予定だ。

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