本年1 月から開催してきた第4 期「東アジア経営塾(SEA@BIZ)」(共催:韓商近畿地区協議会、特別後援:本会議所)が、去る8 月24 日に修了した。
このSEA@BIZ は、近畿圏内に居住するコリアン・日本人・中国人をはじめ、東アジアに出自を持つ若手商工人並びに起業志向者の育成と事業支援、東アジアにまたがるビジネスネットワーク構築を目的に『商即人~商売とは利益を残すことではなく、人を残すことである~』を理念に2007 年から開講してきた。
第4 期は、委員長に李基吾京都韓商副会長、副委員長に趙珉一大阪韓商副会長、辛輝浩兵庫韓商副会長、金光治同常任理事、委員には高龍秀甲南大学経済学部教授、西村順二同経営学部教授、崔相鐵流通科学大学商学部教授、高龍弘社会保険労務士、金成男行政書士に担って頂き開催した。メインテーマは「明日の経営を拓く実践的イノベーション~アジア市場への挑戦~」と題し、経営セミナーや成功企業代表の講演、現場視察、課題事例研究・発表、経営アドバイスなど充実したプログラムを提供し、塾生60名が学び合った。8 月24 日の修了式には、朴忠弘会長、藤原義一ミレ信用組合理事長、花岡俊也近畿産業信用組合理事、曽根洋一日刊工業新聞社取締役等の来賓と委員・塾生含めて全体で50 名が参加した。
修了式では、李基吾委員長、高英寛近畿地協会長の主催・共催挨拶の後、「激動する世界経済-アジア市場にいかにチャレンジするか-」と題したクロージングセミナーを高龍秀委員が行ない、世界経済の現況やアジア市場の動向を学んだ。続いて第4 期SEA@BIZ の経過報告の後、オフィシャルプログラムに6 割以上出席した塾生27 名に修了証が贈られた。
写真:第4期東アジア経営塾には60名の塾生がエントリー