婦人会全国大研修会で崔鐘太名誉会長が講演


婦人会が毎年開催している全国大研修会の中北地協(6/16)及び近畿A 地協(6/23)に、崔鐘太名誉会長が招かれ講演を行なった。
崔鐘太名誉会長の母・故権炳佑氏は婦人会中央本部会長の歴任者でもあり、女性で初めて民団中央本部副団長を務めたことでも有名。講演では、早くに亡くなった父親との思い出や、母親から受けた厳しさと深い愛情、人としての在り方などを多くのエピソードを交え述べた。またサッカーをしていた高校時代に国籍問題で日本の国体代表選手に選ばれなかった事やその後に韓国国体選手に選ばれ祖国を初めて訪問し、国体開幕式の国民儀礼時に受けた感動と涙などの個人史を述べた。また大学卒業後、22 歳で家業の経営を任されて以降、30年以上にわたる事業経営で得た哲学、さらに24歳で韓国青年会議所(KJC)に入会、JC や韓商・民団等の組織活動を経て培った組織論や人生観等に関して持論を展開した。
さらに、グローバル時代において、世界レベルで躍進する韓国企業の現状やアメリカ・日本・韓国における女性の国会議員比率など、女性の社会進出の統計をもとに今後の同胞社会の女性婦人会)の役割などに関しても述べるなど、参加者は熱心に聴講した。

写真:中北地協の研修会には250名が参加した。

求人・就職