5 月末から6 月初旬、崔鐘太名誉会長夫妻が米サンフランシスコとカナダを訪問した。訪問では柳明桓前外交通商部長官(本会諮問委員)と会い、米州地域の移民史等に関して懇談した。また本会議所が第49 期定期総会(5.23)で決議した「社団法人」格取得についても報告し、柳明桓前長官からも支持・賛同が寄せられた。柳明桓前長官は外交通商部(旧外務部)勤務時代に米国・北米地域に赴任した経験もある。日本にも駐日大使として2007 年から2008 年にかけて在任、外交通商部長官時代にはG 20(主要20 カ国・地域)首脳会議の誘致にも成功した。外交通商部長官在任期間は2 年6 ヶ月で歴代で一番長く務められた。昨年10 月から今年5 月末までは、スタンフォード大学のアジア・太平洋研究所で客員教授として研究活動を行なっていた。
また崔鐘太名誉会長夫妻は柳明桓前長官の特別のご厚意で、優良プレミアムワインの宝庫・ナパ・ヴァレーにあるワイン製造会社「DanaEstate」( ダナ・エステート)社を訪問した。ダナ社は、同地域で唯一、韓国人が経営している企業で、昨年、ナパ・ヴァレーのワイン品評会で最高のクオリティを認められ金賞を受賞している。訪問では、同社役員でもある全ジェマン氏( 全斗煥元大統領ご子息)の案内の下、ワイン製造工程を見学するとともにダナワインを味わうなど有意義なものとなった。
写真:米スタンフォード大学「ENCINA HALL」前にて(左から崔鐘太名誉会長、柳明桓前長官)