本会議所では第49定期総会を5月23日、ホテルオークラ神戸(兵庫県神戸市)で開催した。定期総会の来賓には、徐炯源駐日経済公使(権哲賢大使代理)、金碩基駐大阪総領事、金永俊駐神戸総領事、鄭進民団中央本部団長、金昌植同監察委員長、余玉善婦人会中央本部会長、梁龍雄在日韓国人本国投資協会長(本会顧問)、金漢翊民団大阪本部団長、車得龍民団兵庫本部団長、趙政雄民団奈良本部団長、権逸民団和歌山本部団長、徐元吉近畿産業信組理事長、晋玉童SBJ銀行取締役(大阪支店長)など多数が参席、全国理事・代議員含めて全体で230名が参加した。
総会では、宋玉植副会長(兵庫会長)の開会辞に続き、崔鐘太が主催挨拶で「本日の定期総会は通常の総会ではなく、社団法人格の取得など韓商組織の未来を決める総会となる。1992年に旧通産省から“韓国商工会議所”としての名称使用許可を取得して20年が経過し、本総会で決議を頂ければ設立50年にして“社団法人”というブランド力強化とレベルアップを図る大きな機会となる。また“一般社団法人”の実績を通じて“公益社団法人”を目指す」と述べた。また「今日は役員改選に伴う会長選挙がある。どの様な結果になろうと、選挙後は全体が協力し大同団結をする」と述べた。
続いて駐日韓国大使館より権哲賢大使の祝辞を徐炯源経済公使が代読、上部機関の民団中央本部から鄭進団長が激励辞を頂いた。
その後、本会議所が推進してきた「東日本大震災 義援金募金」から、第一次義援金として3千万円を民団中央対策本部に伝達(目録)した。
続いて駐日韓国大使表彰を芦刈勝治諮問委員(元関東管区警察局長)、金定男福島韓商会長、朴清浩宮城韓商会長、李太炯岩手韓商会長と崔鐘太会長に伝達された。また崔鐘太執行部2期6年にわたりご支援頂いた顧問団と副会長団・直選理事団にも崔鐘太会長から感謝牌が贈られた。
議案審議では、第1 号議案「2010 年度事業報告書承認の件」、第2 号議案「2010 年度収支決算書承認の件」、第3 号議案「2011年度事業計画案承認の件」、第4号議案「2011 年度予算案承認の件」、第5 号議案「定款並びに選挙規約(現状復帰)の件」、第6 号議案「社団法人各取得の件」、第7号議案「役員改選の件」を採択した。
第1 号・第2 号議案では、総括報告、各種行事・会議報告、無窮花の郷事業報告、広報事業報告、収益事業報告、東日本大震災緊急対策委員会報告、収支決算報告等を審議した結果、満場一致で承認した。第3 号・4 号議案も審議の結果、満場一致で承認した。第5 号議案に関しては、審議の結果、定款・選挙規約を「現状復帰」することを満場一致で承認した。また第6 号「社団法人格取得の件」に関しては、韓商組織の社会 的信用力・地位向上を図るために社団法人格取得を圧倒的多数で承認した。
続いて第7号議案「役員改選の件」における会長選挙では、朴忠弘候補者(本会副会長、大阪韓商相談役)、呉賛益候補者(本会顧問、東京韓商名誉会長)の両名で行なわれ朴忠弘候補者が新会長に当選した。新監事には金幸三氏、金基弘氏が選出された。その他の役員人事は新会長一任で承認した。
朴忠弘新会長は就任挨拶で「全員野球でもって社団法人格の取得をはじめ韓商組織の更なる改革と発展を全力で推進する」と述べた。
写真:両候補者握手写真